SSブログ TJ-Novelists

アニメやマンガ、ゲームから妄想したSS(ショートストーリー)を書き綴るブログです。

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101.百合百合理姫ちゃん

BBSの方で、ユリユリ理姫ちゃんのネタフリがありましたので、少しだけw

 

 #おや、理姫と佐々美の様子が……

 

――お昼ご飯は教室で僕と理姫二人で机をつけて食べてたんだけど…なぜか近頃は佐々美さんがわざわざ自分のクラスから僕たちのクラスへ来て3人で食べていた。

 今日も理姫の向かいに机を合わせて佐々美さん、そしてその横に机をつけて僕が座っている。

 

「「「ごちそうさま~」」」

 3人で手を合わせる。

「佐々美さんのにんにく抜きの青椒肉絲、とっても美味しかったよ」

「理姫さんにそう言っていただけるなんて…」

 なぜか佐々美さんは頬に手を当てイヤイヤと顔を振りながら、恥かしそうに目を潤ませている。

 ……なんだろう。

 この頃、この二人……妙に仲がいい気がする。

 見るといつも二人で肩を並べて座ってるし…。

 それに……僕といる時より、理姫の笑顔が多い気が……。

 そうやって二人を見ていたら。

「……」

「……」

 ?

 なぜか二人ともちょっと頬を赤らめて、目を泳がして座っている。

「「ふふっ」」

 時たま目を合わせては、二人でくすぐったそうに笑う。

 そしてまた

「……」

「……」

 頬を染めてソワソワ。

 心ここにあらずといった感じがする。

「??」

 な、なんなんだろ?

 それに……どうしようもないくらいの胸騒ぎがする。

 そんなことを考えていたら。

 ん?

 足元から色々と動いている雰囲気が。

 さり気なく足元に目を向けてみる。

 

――ツンツン、コツコツ、クニクニ。

 

 理姫と佐々美さんが足と足をつつき合ったり、二人で靴を脱がせようとしたりして遊んでいる!

 

 目をまた机の上に戻す。

「……」

「……」

「「ふふっ」」

 机から上は別に全く普通だ……。

 けど、足元に目をやると…。

 

――クニクニ、すりすり、ツンツクツン

 

 理姫がつま先で佐々美さんの足の甲をなぞったり、佐々美さんがその足を自分の足で挟んだりして遊んでいる……!

 また目を戻すと。

「……」

「……」

 二人とも、顔を赤く染めながら、まるでテスト中に足で消しゴムを拾うときのような、心ここにあらずという顔。

 そして。

「「ふふふっ」」

 まるで恋人同士を思わせるように、嬉しそうに微笑みあう。

 ……。

 ……。

 よし。

 僕は大きく息を吸って――。

 

「……二人とも……足元で何をしてるの?」

 

――ガタタタタン!

 

 二人とも、いきなり姿勢を正した!

「り、理姫…なにしてたの?」

「…こ、こ、これね……そのね……えっと……あの……」

 顔が湯気を上げそうなほど真っ赤になっていく理姫!

 

 

 はいw

 ここで終わっちゃうとしましょうw

 ファミレスでの最終必殺技(爆

 フッチョン、という名前がついているそうですよw