SSブログ TJ-Novelists

アニメやマンガ、ゲームから妄想したSS(ショートストーリー)を書き綴るブログです。

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16.ドエスカナタン

 

「お神酒パニック」を書いた時(1月)のさらに妄想強化日記w

 

#以下妄想パート

 

 

「直枝理樹! あなた自分が何をやってるのかわかってるの!?」

「あ、佳奈多さん」

――目の前では、可愛らしく着飾った「理樹ちゃん」がお神酒を飲んでいた。

葉留佳に着せられたストライプのニーソックスとチェックのスカートが良く似合う。

……寒そうだけれど。

「ほら、さっさと葉留佳のところへ帰るわよ」

直枝理樹の手を引く。

「う、うわわわっ」

「ちょ、ちょっと!」

直枝理樹の足がもつれ、倒れそうになる。

私は咄嗟に彼女(彼)をかばったが……

――どっすんっ

「あたたた……」

私を下にして、二人とも倒れてしまった。

「ちょっと、重いから早くどきなさい」

「……ごめん、手にも足にも力が入らなくて」

「ああ、もうっ」

直枝理樹の肩を持ち上げながら、私は上体を起こした。

「…………」

「…………」

今、私は直枝理樹を太ももの上に乗せて、二人で向き合って座っている。

直枝理樹は私にまたがるように座っている。

「…ご、ごめんね…足にも手にも全然力が入らなくて……その……こんな」

この状態が恥かしいのか、下を向きながら頬を染めている。

「まあ、仕方ないわ。飲みすぎればそういうものよ」

私は今、こんな可愛らしい直枝理樹を独り占めしているのね……。

私の膝の上には、俯き、恥かしくても動けず、ただただ恥かしさに耐えて震える直枝理樹がいる。

「ねぇ」

直枝理樹の頬に手を添えてみる。

「――ひゃっ!?」

期待した反応どおりビクリと反応して、耳まで真っ赤になる。

「本当に動けないんだ」

そのまま直枝理樹の前髪を弄ぶ。

「か、佳奈多さん……あのっ……」

「何、はっきり言ってくれないとわからないわ」

もちろん何が言いたいかなんてわかっているけど、あえて訊く。

「この格好……は、はずかしい……」

「だから何?」

もしかしたら今私の顔はすごくイジワルな顔をしているかもしれない。

直枝理樹は私が片手で肩を押さえてるからこそ、座る姿勢を維持している。

「ふぅん、この格好が恥かしいんだ?」

「う、うん…」

なら、この支えている手を離すとどうなるのかしら。

「だから早く……」

早速実行してみる。

「わっ!?」

支えを失った直枝理樹は、真っ直ぐ私に倒れ掛かってくる。

「あら、さっきの格好が恥かしいからって…この格好もどうかと思うわ」

そのまま直枝理樹の頬に私の頬をつける。

「ほっぺがこんなに熱くなってるわよ」

今の彼女(彼)の顔は見れないが、どんな顔をしているのかは想像に難くない。

「…………っ……っ」

少々いじめすぎてしまったのか…直枝理樹ははずかしさのあまり、声も出ないようだ。

 

 

#妄想終了

 

 

……ごめんなさい…妄想に走りすぎてしまいました(^-^;;

自重ですよね…はい、自重します(汗)

佳奈多がドSになってしまいました……。