読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

SSブログ TJ-Novelists

アニメやマンガ、ゲームから妄想したSS(ショートストーリー)を書き綴るブログです。

Traffic Jam Products

07.薔薇獄真人

 

シチュエーション:真人が甘えんぼになった!

 

――真人と二人で夕暮れの廊下を歩いている。

辺りに人影はない。

「理樹」

「どうしたの真人?」

「ちと…言い出しずらいんだが」

よくわからないが真人がドモっている。

「僕と真人の仲でしょ。何でも言ってよ」

「さすが理樹だぜっ!」

「で、どうしたの?」

「オレをおんぶしてくれっ!」

…一瞬理解が遅れる。

「え、え、えええええええーーーーっ!?」

「な? 誰もいないし、ちょっとぐらいいいだろっ?」

「いやいやっ、無理だからっ」

突然何を言い出すのさっ!

「甘えたい年頃なんだよっ」

「って、もういい歳でしょっ」

「……理樹のいぢわる…グスッ」

「ええええええええーーーっ!?」

あの真人が女の子チックにグズっているっ!!

「…えぐえぐ…グズッ」

こ、怖いっ!!

あまりの恐怖におんぶしなきゃならないような気がする!

「わ、わかったから…ほら、背中に乗って」

「さすが理樹だぜ、理樹はホントお人よしだなっ」

コロっと笑顔になる真人。

…もう何も言うまい。

「じゃあ、乗るぞ」

「う、うん」

――ズシーーーッ!

「う…わ…」

お、重いっ! 想像以上に重いっ!

「理樹、中庭に行こうぜっ」

「な、中庭ーっ!?」

真人を背負ったまま歩き出す。

――ズシッ、ズシッ、ズシッ

「小さい頃はよ、オレが理樹をおんぶして歩いたっけかな」

「はふーっ、はふーっ」

――ズシッ、ズシッ、ズシッ

「あの頃が懐かしいぜ」

「…ぜぇ、ぜぇ…」

――ズシッ、ズシッ、ズシッ

「まさか逆転するとは思わなかったぜ…」

僕も思わなかった。

――カクカクカクカクカクカクカクッ

「なあ、理樹、ヒザがカクカクしてんだけどよ」

「…そ、そりゃあ…」

もうヒザが全力で笑っている。

そりゃあ、真人を背負えば誰だってこうなる!

「やべぇ、理樹とこうしていられるなんて幸せすぎて死にそうだぜっ」

後ろで興奮気味の真人。

「ぜぇーっ…ぜぇーっ…」

僕も別な意味で死にそうだ!

「も、もうダメ……」

――ベチャッ!

「うぉ!? 理樹!? どうしたんだ理樹!? 理樹ぃぃーーーっ!」

マッチョな親友を背中に抱えながら、意識が遠退いていった。

 

 

真人が甘えん坊と化した場合きっとこうなります。

アレです。

ライオンが人間に甘えたときのようなカンジだと思います。

華奢な理樹にマッチョ真人が甘えた日には…!!

無理やりは良くありません。美しくありません(爆